今回のお目当ては、マーガレット・ハウエル ショップ&カフェ吉祥寺店。

2月らしくグッと気温が下がった冬晴れのある日、吉祥寺を訪れました。

学生時代は三鷹、そして社会人の一時期は吉祥寺にアパートを借りて住んでいたので、私にとっては懐かしい思い出の地です。

目指すは、マーガレット・ハウエル ショップ&カフェ吉祥寺店。

マーガレット・ハウエルは大好きなお店で、デザイナーのマーガレット・ハウエルさんは憧れの人です。

ショップは地元で時々チェックしますが、カフェを訪れるのは初めて。

「いつか行ってみたい!」「ランチやお茶をしたい!」という思いはずっと抱えていましたが、なかなか行く機会がないまま日々過ごしていました。 今回、ちょうどこちらのお店でサンプルセールがあるという情報を聞いて興味をそそられたのと、カフェ併設店なので何も買うものがなくてもお茶ができるわ、ということで出かけてみることにしました。

ふわふわのキッシュでランチ。紅茶とキャロットケーキもいただきました。

吉祥寺駅北口を出て左へまっすぐ歩き、中道通りへ。

この通りは、吉祥寺駅から昔住んでいたアパートまでの帰り道です。お店の顔ぶれは変わったところもあれば、一目見て「ああこのお店、あったなぁ」と懐かしく変わらないところもあり、ゆっくり楽しみながら歩きました。

駅から10分ほど歩いて、目的地であるマーガレット・ハウエル ショップ&カフェ吉祥寺店に到着です。

まずは2階のショップへ上がり、セール品を物色。気に入ったものがあったのでいくつか買って、1階のカフェへ。

この日は時間も早かったので空いていましたが、それでも半分ほどの席は埋まっていました。

店内は明るくクリーンな雰囲気で、大きなガラス窓からは隣の公園が望めます。

ランチにはキッシュを選びました。サンドイッチもあり迷いましたが、デザートも食べたかったのでパンじゃないほうがいいかな? という理由からです。

そして、ランチに付けられるハーフサイズのケーキにちょうど食べたかったキャロットケーキがあったので、こちらは迷わず注文しました。

運ばれてきたキッシュがこちら。

サラダのドレッシングが甘酸っぱくてすごくおいしかったです。

そしてキッシュは、卵の部分がフワッフワのフルフル。でも土台の生地はザクっとしていて、しっかり食べ応えがあります。

バターが香る濃厚なキッシュに、さっぱりしたサラダの組み合わせがちょうど良く、交互に食べ進めました。

食後にいただいたのがランチケーキ(ハーフサイズ)のキャロットケーキ。

キャロットケーキ!

前から一度食べてみたかった一品です。

スパイスが効いていて、今まで食べたことのない風味。ダークなスポンジに、白いクリームが映える一品ですが、このクリームがまたおいしい。紅茶との相性もぴったりです。

感動しながら、しっかり完食。お腹いっぱいになりました。

正直、ケーキがハーフサイズで助かりました(笑)。

今度はティータイムに訪れて、普通サイズのケーキと紅茶をポットで楽しみたいと思いました。

ショーケースには魅惑的なケーキがたくさん。どれもおいしそう!

せっかく来たので、お土産にコーヒーと紅茶(ハイティー)を買いました。

コーヒーはしっかり苦味と深みがありながらも、後味がサッパリしてとてもおいしいコーヒーでした。

紅茶は香りが上品で、ほんのり苦味があってストレートで飲むのにぴったり。

しばらくは家でも優雅なコーヒー&ティータイムが楽しめそうです。

食後は井の頭公園へ。紅葉がきれいでピースフルな空間でした。

お腹もいっぱいになったので、井の頭公園へ寄って散歩することにしました。

ここは本当に良い公園です。昔住んでいた頃は、毎週末に来ていた記憶があります。

何もすることがなくても、ただ歩いているだけで楽しめる場所です。

ちょうど紅葉がきれいで、多くの人が写真を撮ったり動画を撮ったり(時代ですね)、それぞれに楽しんでいました。

もみじが赤く染まっていました。

待機中の白鳥ボートたち。何羽かは人を乗せて忙しく働いていましたよ

井の頭公園では、意外にも知らない人同士がちょっとしたコミュニケーションを取ったり、犬に話しかけたりして、穏やかな空気が流れていました。

午後の暖かな時間、自然に包まれて人の心も和むのかもしれません。

私が若かった頃は、ここでボーッとしていると宗教の人に勧誘されることはありましたが(それもまた時代ですね)、あまり他人と関わった覚えがありません。

そういう光景を見て「いいな」と思いほっこりすること自体、年齢を重ねたということなのかもしれません。

そんな時の流れを感じながら、幸せな気持ちで帰路に着いたのでした。

今回の吉祥寺散策、3時間ほどと短時間ではありましたが、とても有意義で満足できました。

ぜひまた出かけたいと思います。